ハシモトホームのパワハラ問題が大炎上している中、会社の会長についても注目が集まっています。「症状」と名付けられた、表彰状には会長の名前が記載されており、ハンコも捺印されていたからです。
ハシモトホームの会長は一体だれなのか?調べてみたら、社長である橋本吉徳さんの父親・橋本貞夫さんである事が分かりました。

ハシモトホームの会長は橋本貞夫「創業者であり先代社長」
ハシモトホームの会社概要には会長の名前は記載されていませんが、様々な条件から考えると、橋本貞夫さんが会長で間違いないでしょう。
- ハシモトホームの創業者が橋本貞夫さん
- 橋本貞夫さんと現在の社長・橋本吉徳さんは親子関係
などがその理由です。順番に見ていきましょう。
ハシモトホームの創業者は橋本貞夫「社長時代は敏腕経営者」
ハシモトホームは1977年に創業した会社で、創業者が橋本貞夫さんです。この事はインタビュー記事から明らかになっています。
「注文住宅でしか叶えられない、お客様の夢を実現させることが私たちの仕事です。信頼のバロメーターである実績を強く意識しながら、日々邁進してきました」と話すのは、金もコネも無い、たった一人の創業から着実に実績と信頼を積み上げ、抜群のリーダーシップで同社を躍進させてきた橋本貞夫社長。大手住宅メーカーの営業マンだった当時、会社本位の家づくりに疑問を抱いたことが独立したきっかけだ。〝お客様本位〟の家づくりを目指す誠実な思いが同社のルーツである。
引用元:会社の流儀
2014年10月29日に投稿された記事です。この記事内に「たった一人の創業から」と書かれており、橋本貞夫さんがハシモトホームを創業した事は明白です。
「会長」という役職について調べてみると、先代社長や創業者について使われるケースがある事も分かりました。その為、創業者である橋本貞夫さんが、会長である可能性は非常に高いです。
そして、橋本貞夫さんは「先代社長」という項目にも当てはまっており、現在の社長とは親子関係になります。
ハシモトホームの現社長は橋本吉徳「会長とは親子」
ハシモトホームの会社概要には現在の社長名が記載されており、橋本吉徳さんが代表である事が分かります。そして、先ほどお話しした通り、2人は親子です。この事は、ハシモトホームの公式ホームページから判明しました。
Q3;入社したきっかけは?
幼いころから親が一生懸命に働く姿を見てきましたので、自然と跡を継ぐことは考えていました。最初は福島県にある他のハウスメーカーでお世話になり、この業界のことを学びました。入社して1年たった頃、父親が体調を崩したことを機に八戸に戻りました。はじめは設計部署で図面を書いたり、現場を回ったりしていました。それから建売のプランを企画したほか、新店の立ち上げや本部の仕事を覚えました。引用元:ハシモトホーム公式HP
ハシモトホームのHPに記載されていた、橋本吉徳さんへのQ&Aの一部です。
入社のきっかけをに対し「親が一生懸命に働く姿を見てきましたので、自然と跡を継ぐことは考えていました。」と回答しています。
この事から、橋本吉徳さんは父親である橋本貞夫さんから会社を引き継いだ、という事が分かりますよね。つまり、2人は親子であり、ハシモトホームはファミリー経営の会社だったという事になります。
ファミリー経営の会社は、親が会長、子供が社長という形式をとるケースが多いです。
例えば大塚家具。父親の大塚勝久さんが創業者兼会長であり、娘の大塚久美子さんが社長として会社を運営していた時期がありました。この事からも、ハシモトホームでも同様の役職で会社を運営していた可能性は十分に考えられます。
そして、「橋本貞夫さんが創業者」という点を加えて考えると、彼がハシモトホームの会長で間違いないでしょう。
ハシモトホームの症状には会長印「会長が症状を容認」
ハシモトホーム現会長の橋本貞夫さんは、経営者としては非常に有能な人物でした。一代でハシモトホームを大企業に発展させていますので、この点は間違いないでしょう。
しかし、橋本貞夫さんが人格者なのかと言いますと、こちらには疑問を覚えます。
ハシモトホームのパワハラ問題として、「症状」という表彰状が渡されていた事は皆さんご存じでしょう。そして、この症状には会長の名前が記載されています。
この事から、ハシモトホームの会長にも注目が集まる事になった訳ですね。
そして、気づきにくいですが、症状には会長の名前以外にも、会長印が捺印されていたんです。
症状を拡大した画像になります。会長の名前が記載されている部分に、赤くハンコが押されている事がハッキリと分かるのではないでしょうか?
会長のハンコは代表社印とも呼ばれており、会社の意思決定を示す為に使用されます。つまりは、ハシモトホームは会長自ら、症状と呼ばれるパワハラ行為を認めていた事になります。
この事から考えると、橋本貞夫さんは敏腕経営者ではありましたが、決して人格者と呼ばれるような人物ではなかったのでしょう。
橋本貞夫会長がインタビュー記事で語っていた内容です。社内のパワハラを容認する人物の言葉だと考えると、信憑性は非常に低いです。
ハシモトホームは家族経営「社長は2代目のおぼっちゃま」
先ほどからお話ししていますが、橋本貞夫さんは経営者としては非常に敏腕な人物で、一代でハシモトホームを成長させました。その結果、ハシモトホームは、「青森県内戸建住宅着工棟数第一位12年間継続」という実績を残しています。
そして、社長の座は、息子の橋本吉徳さんへと受け継がれたのですが、昨今のハシモトホームは、橋本貞夫さんが会社を運営していた時とは雲泥の差です。
この事はgoogleマップに投稿された、ハシモトホームの口コミを見れば明らかになります。
中古物件購入したけどリフォームを自社で施工しないお金にならない客は見下しています。
施工業者は担当者が私どもに選択肢無く自社から独立したという一社をほぼ決まり事として連れてきて見積もりを出してきたので頼みましたが最悪です。
本社や他支店はわかりませんが、秋田支店は最悪です。
たくさんの人がハシモトホームを酷評し、口コミ・評価は軒並み低いです。一時は東北一の企業と言えるほどのハシモトホームがどうしてこのような評価をつけられているのか?
理由は家族経営による弊害が有力です。
管理人の知人には、家族経営の会社に務めている男性がおり、以前この様な話をしていました。
こないだのゴールディ・ウィーク、社員の人達休みないのに、社長は10日間も休んで海外旅行行ってたさ。マジでクソ。
バカ息子の典型で、家族経営は子供が会社潰すって事、身に染みて分かったな。
会社つぶれる前に転職活動しないと。
家族経営の息子社長は、親から甘く育てられるケースが多く、結果、社長としては能力が足りない人物になる傾向が強いようです。
同様の事例は、つい最近もありました。知床遊覧船・カズワンの運営会社社長・桂田精一社長も2代目として話題になり、経営能力には多くの人が疑問をもった事でしょう。
知人の発言や知床遊覧船のケースから考え、息子の橋本吉徳現社長は、橋本貞夫会長が築き上げてきたハシモトホームの評判を落としてしまったの可能性は非常に高いです。
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