青森県の住宅会社・ハシモトホームの社員がパワハラによって自殺。「症状」と呼ばれる表彰状を渡し、男性の勤務態度を否定していた事も明らかになっています。
さらに、ハシモトホームはツイッターを鍵垢にし、雲隠れ。大炎上しているパワハラについて、説明も無しに、逃げの姿勢だけを見せています。
ハシモトホームのパワハラ問題について見ていきましょう。

ハシモトホームがパワハラで炎上「公式ツイッターが鍵垢って初めてみた」
2022年6月21日に明らかになったハシモトホームのパワハラ問題。このパワハラは、あまりにも内容がひどすぎる為、瞬く間に炎上。SNSをはじめ、多くの場所で話題になっています。
この炎上の為なのでしょう。ハシモトホームは現在、公式ツイッターを鍵垢にし、閲覧やダイレクトメールを送れないように設定しています。
ハシモトホームがツイッターを利用し始めたのは、2013年8月から。公式HPにもツイッターのURLが記載されている事も含め、パワハラ問題が発生するまでは使用していた事は明らかです。
また、パワハラ問題が大炎上するまで、ハシモトホームの公式ツイッターは閲覧可能だったようです。
昨日の朝はまだ見れたけど、対応は早いな。
顔本もつべのコメ欄も全然荒れてなくて。
どうして、ハシモトホームは公式ツイッターを突如、鍵垢にしたのか?理由はとても単純で、大炎上しているパワハラ問題から逃げる為です。
何かの事件がきっかけで大炎上し、その結果、Twitterを鍵垢にするというケースはインフルエンサーで良く起こっている現象です。先日、株式会社ライバーの元会長・飯田祐基さんが、違法賭博の疑いでツイッターを鍵垢にしていました。
この対応によって、飯田祐基さんは炎上問題から逃げようとしたんです。結局、飯田祐基さんは後日、鍵垢を解除。謝罪と辞任を発表しています。
しかし、ハシモトホームはこのまま炎上騒動が鎮火するまで、逃げ続ける可能性が高いです。googleマップに掲載されていた口コミから、ハシモトホームは接客業としては考えられない程、不誠実な会社である事が判明しました。
ハシモトホームはパワハラ気質の会社「俺たちは悪くない」
パワハラ問題が大炎上してるにも関わらず、逃げに転じているハシモトホーム。googleマップには、どの様な口コミが投稿されているのか、見ていきましょう。。
中古物件購入したけどリフォームを自社で施工しないお金にならない客は見下しています。
施工業者は担当者が私どもに選択肢無く自社から独立したという一社をほぼ決まり事として連れてきて見積もりを出してきたので頼みましたが最悪です。
本社や他支店はわかりませんが、秋田支店は最悪です。
「自分たちは悪くない」「お金にならない客は見下す」「冊子が曲がろうが床が曲がろうが家が曲がろうが治さなくて良い」「客に説教」「最低最悪の建築会社」など、接客業としては考え難い対応が、次々に書き込まれています。
「自分たちにとって不都合な出来事には向き合わない」
この様な不誠実な姿勢は、以前から見えていたようです。パワハラ問題で即座に逃げの一手を打ってきた事も、納得できるのではないでしょうか?
ハシモトホームのインスタグラムやFacebook「重要なSNSは炎上回避」
ハシモトホームはツイッター以外にもインスタやFacebookを利用しています。
Facebookに関しては、2022年6月21日現在も閲覧は可能。さらにコメントも書き込みができ、数名は怒りのコメントを投稿していました。
続いて、インスタグラムですが、ハシモトホームでは、建設物紹介用とイベント告知用の2種類のインスタグラムを使い分けています。
上の画像が建築物を紹介したInstagramで、下がイベントの告知用になります。
長く閲覧されるであろう建築物紹介用のInstagramは、現在、書き込みが行えない様になっていました。しかし、イベント告知用は書き込み制限が行われる事は無く、多くのコメントが寄せられ、炎上しています。
どうして、書き込みが禁止されている物と、そうではない物があるのか?理由は会社にとっての重要度でしょう。
建築物紹介Instagramは会社のPRの為に利用し、長期間使用するアカウントです。仮にこのInstagramアカウントが炎上すると、後々、利用する事は難しくなります。
しかし、イベント告知用のInstagramは、時期限定での使用となる為、炎上したとしても、先ほどのアカウントよりも会社に与える影響は軽微なのではないでしょうか?
同様の理由から、Facebookも現在まで制限を掛けていないのでしょう。Facebookは一時期、多くの利用者がいましたが、現在はTwitterやインスタグラムにとって代わられ、使用頻度は低くなっています。
つまりは、炎上すると会社にとって不利益になるSNSだけは、書き込みが出来ないように設定した事になりますね。ハシモトホームが考える事は、「逃げ」「会社の利益」が第一である事が、SNSから読み取れます。
ハシモトホームのパワハラ内容
ハシモトホームのパワハラ問題について振り返っておきましょう。
青森県八戸市の住宅建設会社に勤務していた40代の男性が4年前に自殺したのは上司からのパワーハラスメントが原因だとして、遺族が20日会社に損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは住宅建設会社「ハシモトホーム」に勤めていた当時40代の男性の妻と子ども、合わせて3人です。訴状などによりますと、男性は青森支店で営業を担当していた時に、上司から営業成績について口頭やメールなどで日常的に叱責を受けるようになりました。また、会社の新年会で表彰状として病状を現す「症状」と書かれた文書を渡され、精神的に追いつめられた男性は2018年2月に自ら命を断ちました。
男性は青森労働基準監督署の調査で当時、重度のうつ病だったとして、2020年12月に労災を認定されています。会社側は「亡くなったことへの法的責任はない」とする一方、遺族はパワーハラスメントが自殺の原因だったとして、会社と社長に対し8000万円あまりの損害賠償を求めています。
- ハシモトホームで働いていた40代従業員が、4年前にパワハラで自殺した
- 遺族は6月20日に会社を訴えた
- 40代従業員は青森支店で営業をしていた時に、上司から口頭やメールで日常的に叱責を受けていた
- 会社の新年会で「症状」と呼ばれる表情賞を渡される
- 精神的に追い詰められ、2018年2月に自ら命を絶った
- 40代従業員は2020年12月、重度のうつ病だと労災認定されている
ハシモトホームに働いていた、当時40代の男性従業員が、2018年2月に自殺しました。この時、40代従業員は青森支店で営業を担当していたのですが、上司から成績に関して、日常的にパワハラを受けていたそうです。
さらに、76時間9分と過労死に近い、時間外労働を行っていた事も判明しています。従業員男性の奥さんは仕事を辞めるように促したそうですが、男性は「家が出来て鍵を渡した時のお客さんの笑顔が嬉しい」と語り、仕事を続けました。
そんな従業員に対して、パワハラは横行し、新年会には「症状」と呼ばれる表彰状が渡されました。
第三位 様
貴方は、今まで大した成績を残さず、
あーあって感じ
でしたが、ここ細菌は、前職の事務職で大成功した職歴を生かし、
現在でも変わらず事務的営業を貫き
悪気は無いがお客様にも機械的な対応にも関わらず、
見事おったまげーの三位です。
影で努力し、おまり頑張ってない様に見えて、やはり頑張ってない様ですが、機械的営業スタイルを今年も貫き、
永野みたいな一発屋にならない様に日々努力してください。
平成三十年一月二十三日
ハシモトホーム の
会長
記載されていた内容は、男性従業員を否定する言葉ばかりであり、2018年2月に男性は自殺。2022年6月に遺族は、ハシモトホームに対して損害賠償8000万円の訴えを起こしました。
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