東立川駐屯地事件

東立川駐屯地自殺の原因はいじめ「志半ばの19歳陸士長」

東立川駐屯地事件

4月3日午前、陸上自衛隊・東立川駐屯地に所属する19歳男性陸士長が小銃で自らの頭を撃ち、亡くなりました。自殺とみられる今回の事件ですが理由はいじめだろうと予想されます。

東立川駐屯地所属の19歳男性陸士長自殺といじめについて見ていきましょう。

東立川駐屯地所属19歳男性陸士長自殺理由はいじめ

東立川駐屯地所属19歳男性陸士長の自殺理由は詳細に発表されてはいませんがいじめの可能性が非常に高いです。


自衛隊によるいじめ以前から問題視されており、若い隊員が自殺するケースは過去にも何度かあります。

例えば2004年に発生したたちかぜ自衛官いじめ事件。海上自衛隊横須賀基地に所属する当時21歳だった一等航海士が立川駅で飛び込み亡くなりました。

理由は上官によるいじめで、遺書には日常的に暴行や金銭の要求と思える内容が記されています。

  • 作業が遅いとビンタ、腹部に蹴りを入れる
  • CD-R70枚を15万円で無理やり購入させる
  • 理由も無くエアガンを撃ち込む
  • 髪型をパンチパーマに変更するように命じるが従わずにエアガンを多数撃ち込む
  • サバイバルゲームへ強制参加

この時に遺書に書かれていた主ないじめは以上の様な内容です。このような行為は日常的に行われており、報道当時は氷山の一角だと言われ、自衛隊の闇を感じさせます。


自衛隊でのいじめはいたる所で見られ、、過去自衛官として働いていた人たちは「いじめというよりも、戦前のような古い思想」「暴力から陰湿なものまでたくさんあり、もみ消される」と語っていました。

また、上官だけではなく同期からもいじめの対象と見られるケースも多々あるそうです。自衛隊入隊初期は一人のミスが連帯責任となり、全員でミスをカバーしなければいけません。

入隊当初は同期という事もあり、ミスをしても責められる事はさほどありません。しかし、同じ人物が何度もミスをするとその人物がいじめのターゲットになってしまうんです。

19歳という年齢を考えると今回亡くなった方は入隊からさほど日が経っていないでしょうし、このケースに当てはまる可能性も考えれるのではないでしょうか?

報道は行われていませんが若くして自らの命を絶った点や自衛隊という環境から考えると19歳陸士長の自殺原因はいじめであったと思えてなりません。

東立川駐屯地でもいじめは横行していた?

2021年9月、自衛隊で行われているパワハラの一部が世に報道されています。

  • 「落とし前つけろって つけるのか、つけんのか どっちや?」
  • 「鼻の骨も 頭蓋骨も折るよ」
  • 「なあ、全部折るお前の骨」
  • 「一本一本折ったろか?全部?」

元沖縄航空自衛隊に所属していた20代男性が録音した音声データです。

このような暴言が40分に渡って浴びせられただけではなく、髪の毛を鷲掴みにされ頭を振り回される、その顎はなんだと言われ殴られるなど暴行も受けていました。

さらに、宴会中に突然後頭部を殴られ、終了後に羽交い絞めにされた事に抵抗した結果、上官から殺人鬼と呼ばれるようになり基地内で孤立。他の自衛官からもいじめを受けるようになってしまいます。

このような環境に追い詰められたこの男性は自殺を考えるようになりますが、踏みとどまりその後退職。取材版が上官にインタビューを行っていますが「いじめはしていない」「なんとも思っていない」と語っていました。

自衛隊という場所は体育会系の根が深く、戦前の教育が今でも色濃く残る場所。その結果、上官からのいじめは「可愛がり」という行為に置き換わって今もなお続いているそうです。


もしかしたらこのような事態は19歳陸士長が勤務していた東立川駐屯地でも同様の事が起こっていたのかもしれません。

将来は日本を守っていく事を志し、素晴らしい仕事と信じてやまなかった19歳陸士長。そんな彼が望んで進んだ場所でいじめを受けていたとしたら、どれほどの絶望を感じたのか?想像するのは決して難しくはありません。

同じ夢を持った仲間から「可愛がり」という名目でこのような仕打ちを受けるとは想像もしていなかったでしょう。19歳陸士長がどんな思いで亡くなったのかを想像すると涙が止まりません。

東立川駐屯地所属19歳男性陸士長は過労の可能性も

自衛隊の問題としていじめ以外にも長時間勤務が考えられます。

2014年2月、名古屋市の陸上自衛隊第35普通科連隊に所属していた男性は長時間勤務によりうつ病を発症。その結果、自殺しています。

この男性は2013年10月に静岡県東富士演習場で発生した自動小銃紛失事件の捜索業務に加わりますが、この時期から膨大な時間外労働を課せられます。

後の報道によると2013年9月から亡くなる直前まで100時間を超える時間外労働を行っており、小銃捜索時には最大175時間を超えた月もあったそうです。

この結果、男性は労働過多によってうつ病を発症。その後、自宅のアパートで亡くなっている姿が発見されています。


完全週休二日制の労働時間を調べてみたのですが通常勤務で約160時間。この事から男性は一般的な勤務の倍以上働いていた時期があったと分かります。

おそらく全く休みはなく勤務に終われる毎日だったに違いありません。さらに自衛隊という職種を考えると過酷な肉体労働を行っていたのは確実。

もしかしたらこの男性への勤務体制も「可愛がり」という名目のいじめだったのでは?自衛隊は国を守る組織ではなく、上官が部下をいじめる組織とさえ考えてしまいます。

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