新型コロナ持続化給付金詐欺の首謀者として中村上総容疑者が逮捕されています。中村上総容疑者は同じく詐欺容疑で逮捕された塚本晃平容疑者の幼馴染であり元国税局の職員です。
中村上総容疑者とは一体どんな人物だったのか?学歴などを中心に見ていきましょう。
中村上総の学歴「ルーテル学院高校中退」
中村上総の学歴について見ていきましょう。まずは出身高校ですが、中村上総容疑者はルーテル学院高校を中退しています。こちらは中村上総容疑者のFacebookより判明しました。
掲載したのが中村上総容疑者のFacebook画像です。ここにはしっかりと「ルーテル学院高校中退」の文字が書かれていますね。
ちなみに中村上総容疑者は全部で3つのFacebookアカウントを所持している事も分かりました。
続いてこのフェイスブックアカウントが中村上総容疑者の物だという根拠を見ていきましょう。
中村上総の年齢は24歳「Facebookアカウントと一致」
Facebookアカウントからルーテル学院に入学したのは2015年です。高校入学時の年齢は16歳なので、7年後の2022年は23歳もしくは24歳となります。
そして中村上総容疑者の年齢は既に報道で発表されており24歳です。
新型コロナの持続化給付金をめぐる不正受給で逮捕された、東京国税局の現役職員塚本晃平容疑者(24)ら7人。塚本容疑者を誘ったのは東京国税局の同期で、指示役の中村上総被告(24)でした。
このように中村上総容疑者とFacebookアカウントの年齢は一致しています。
中村上総と塚本晃平は幼馴染「フェイスブックの友達に登録」
フェイスブックの友達欄を見てみると塚本晃平容疑者の名前が記載されていました。
中村上総容疑者と塚本晃平容疑者は幼馴染です。しかも小学、中学だけではなく専門学校、そして国税局とかなり長い付き合いをしていました。
この事からFacebookアカウントに塚本晃平容疑者の名前があっても、全く不思議はないですよね。
- 熊本出身
- 年齢の一致
- 塚本晃平容疑者との繋がりがある
これらの理由からFacebookアカウントは中村上総容疑者の物で間違いないでしょう。
ちなみに中村上総容疑者の別アカウントにも、塚本晃平容疑者が友達として登録されていました。この事から3個全てが中村上総容疑者のFacebookアカウントなのも間違いありません。
中村上総の高校はルーテル学院「生徒に評判が良い学校」
中村上総容疑者が通っていたルーテル学院について見ていきましょう。
ルーテル学院は熊本市中央区にある学校で幼稚園から大学までの一貫校です。
名前からも分かるようにキリスト系の学校で、元々は九州女学院高等女学校という女子高でした。その後、2001年の共学化に伴い、学校名をルーテル学院と変更しています。
偏差値は53~58とやや高め。熊本県内の私立高校としては79校中7番目の学力を誇っていますね。部活にも力を入れており、特にサッカー部は県内でも屈指の実力で、プロ選手も数名輩出していますよ。
「先生と生徒の仲が良く、休み時間には教室や職員質の前で勉強を教えて貰っている」「仲が良くていじめは全然ない」「校舎内がとてもキレイ」
ルーテル学院の生徒からはこのような意見が聞かれ、生徒にとっては通いやすい学校である事が分かります。
中村上総容疑者もこの学校に通っていたのですが、2018年に中退。その後は、幼馴染の塚本晃平容疑者と東京の簿記学校に通う事となります。
中村上総の専門学校「国税局に入れる有名校」
中村上総容疑者の通っていた専門学校について見ていきましょう。
中村上総容疑者は東京の専門学校で簿記を学び、その後国税局に入局しています。
国税局と聞くと大学卒業が必須条件になると思われがちですが、高校又は中学卒業者でも受験を受ける事が可能なんです。
国税局の入試はかなりハイレベルな問題が予想できますので、通っていた専門学校もそれなりに有名な場所だったのでしょう。
では、東京都内で簿記を学べる有名な専門学校はどこなのでしょうか?ピックアップしてみました。
- 東京商科・法科学院専門学校
- 東京ITプログラミング&会計専門学校
- 専門学校鉄道&スポーツビジネスカレッジ21
- 専門学校東京スクール・オブ・ビジネス
- 大原簿記学校
- 専門学校お茶の水スクール・オブ・ビジネス
- 中央工学校
わざわざ上京してまで専門学校に通っていた事を考えると、都内では有名な東京商科・法科学院専門学校を選択したのかもしれませんね。
中村上総の中学校「最低な学校」
続いて中村上総が通っていた中学校についても考えてみたいと思います。中村上総が通っていた中学校に関しては報道で外観だけが放送されていました。
ただ、外観はモザイクで隠されている為、この画像から中村上総容疑者の中学校を特定するのは難しそうです。
報道では熊本市内の中学校に通っていた事は発表されています。
- 飽田中学校
- 出水中学校
- 出水南中学校
- 井芹中学校
- 植木北中学校
- 帯山中学校
- 鹿南中学校
- 花陵中学校
- 河内中学校
- 楠中学校
- 京陵中学校
- 江原中学校
- 江南中学校
- 湖東中学校
- 五霊中学校
- 桜木中学校
- 桜山中学校
- 三和中学校
- 清水中学校
- 下益城城南中学校
- 城西中学校
- 城南中学校
- 白川中学校
- 西山中学校
- 託麻中学校
- 龍田中学校
- 天明中学校
- 藤園中学校
- 東部中学校
- 富合中学校
- 長嶺中学校
- 錦ヶ丘中学校
- 西原中学校
- 東野中学校
- 東町中学校
- 日吉中学校
- 二岡中学校
- 北部中学校
- 武蔵中学校
- 芳野中学校
- 力合中学校
- 竜南中学校
熊本市内にある中学校は上記42校です。その為、この学校のどこかである事は間違いないでしょう。
ルーテル学院高校が熊本中央区なで、同じ区内の出水中学校、江南中学校などが可能性としてはあり得そうですね。
試しに出水中学校の評判を調べてみたら悪い口コミがかなりありました。
中村上総容疑者が出水中学校出身だとしたら、かなり荒れた学校で育った事になりそうです。
中村上総の小学校「すごい学校」
中村上総容疑者の通っていた小学校も考えてみましょう。中学校同様に熊本市内にある小学校をピックアップしてみました。
- 飽田西小学校
- 飽田東小学校
- 飽田南小学校
- 秋津小学校
- 麻生田小学校
- 池田小学校
- 池上小学校
- 出水小学校
- 泉ヶ丘小学校
- 出水南小学校
- 一新小学校
- 植木小学校
- 画図小学校
- 大江小学校
- 奥古閑小学校
- 小島小学校
- 尾ノ上小学校
- 帯山小学校
- 帯山西小学校
- 春日小学校
- 川上小学校
- 川口小学校
- 川尻小学校
- 河内小学校
- 楠小学校
- 隈庄小学校
- 黒髪小学校
- 慶徳小学校
- 健軍小学校
- 健軍東小学校
- 向山小学校
- 壺川小学校
- 五福小学校
- 桜木小学校
- 桜木東小学校
- 桜井小学校
- 山東小学校
- 清水小学校
- 城山小学校
- 城西小学校
- 城東小学校
- 城南小学校
- 城北小学校
- 白川小学校
- 白坪小学校
- 砂取小学校
- 杉上小学校
- 碩台小学校
- 銭塘小学校
- 高橋小学校
- 高平台小学校
- 託麻北小学校
- 託麻西小学校
- 託麻原小学校
- 託麻東小学校
- 託麻南小学校
- 田底小学校
- 龍田小学校
- 龍田西小学校
- 田原小学校
- 田迎小学校
- 田迎西小学校
- 田迎南小学校
- 月出小学校
- 富合小学校
- 豊田小学校
- 中島小学校
- 中緑小学校
- 長嶺小学校
- 西里小学校
- 西原小学校
- 楡木小学校
- 白山小学校
- 花園小学校
- 春竹小学校
- 東町小学校
- 菱形小学校
- 日吉小学校
- 日吉東小学校
- 古町小学校
- 北部東小学校
- 本荘小学校
熊本市内にある小学校は全部で82校です。仮に中村上総容疑者の中学校が出水中学校だとしたら、小学校も近い場所にあるはずです。
この条件に当てはまるのは出水南小学校ですね。こちらも口コミを調べてみると、評価は高く、すごい学校と書き込まれていました。
出水南小学校が中村上総容疑者の出身小学校かは不明ですが、かなり通いやすい学校ではあるようですよ。
中村上総の事件概要
中村上総容疑者の事件概要を振り返ってみましょう。
国の持続化給付金の詐欺容疑で逮捕された東京国税局の職員、塚本晃平容疑者(24)=横浜市=が、すでに逮捕されている同国税局元職員の男(24)=東京都中央区=から誘われ、虚偽の申請に加わった疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。元職員の男が「(塚本容疑者を)誘った」という趣旨の供述をしているという。
捜査関係者によると、2人は熊本県内の小中学校の同級生で、東京都内の専門学校でも一緒に簿記を学んだ。東京国税局に同期入庁し、新入職員としてともに税務大学校で研修を受けた仲だった。その後、2人は神奈川県内の別々の税務署に赴任し、塚本容疑者は税金を徴収する徴収部門、元職員は法人税の調査を担う法人部門に所属した。元職員は2020年3月に退職したという。
元職員は退職と前後して仮想通貨(暗号資産)の投資グループに加わるようになり、同年5月に給付金の申請受け付けが始まると、不正受給で得た資金をもとに投資を繰り返すようになったという。その中で、幼なじみで確定申告書の作成の知識がより深い塚本容疑者を誘ったとみられて
- 塚本晃平容疑者が元国税局の職員に誘われ、新型コロナ持続化給付金の虚偽申請に関わった
- 元国税局の職員は中村上総容疑者で塚本晃平容疑者とは幼馴染
- 中村上総容疑者は2020年3月に国税局を退職している
- 退職前後に仮想通貨の投資グループに加わるようになった
- 2020年5月にコロナ持続化給付金の申請が始まると不正受給で得た資金を元に投資を繰り返すようになった
新型コロナ持続化給付金の詐欺で、国税局に所属する塚本晃平容疑者が逮捕されました。この詐欺事件の指示を出していたのが幼馴染の中村上総容疑者で、既に警察に逮捕されています。
中村上総容疑者は2020年3月まで国税局に務めており、退職前後で仮想通貨の投資グループに参加。2020年5月に新型コロナ持続化給付金の申請が始まると不正受給を行い、投資の資金にしていました。
不正受給を行うために、同じく国税局に務めており確定申告の知識が深い塚本容疑者を誘ったと見られています。
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