岡山大学爆破予告犯人は学生か「期末テストを回避したく犯行」

1月23日、岡山大学をはじめとする全国19の大学に爆弾をしかけたと爆破予告が届きました。この結果、岡山大学をはじめ、爆破予告を受けた学校は休講措置をとっています。今回、岡山大学を含め、19校の大学に爆破予告を行った犯人とはどの様な人物なのでしょうか？大学爆破予告を行った犯人について見ていきましょう。

岡山大学爆破予告犯人は学生「期末テストを回避したかった」

岡山大学を含め、全国19か所の大学に爆破予告を行った犯人。大学爆破予告犯人について調べてみた結果、生徒が犯人である可能性が指摘されていました。

岡山大学をはじめ、全国19の大学に爆破予告を行った犯人が学生だという説について考えてみましょう。

岡山大学の期末テスト期間「2月の第2週」

テスト期間の延長を狙って爆破予告を行ったと噂されている犯人。岡山大学をはじめ、今回爆破予告が行われた大学のテスト期間を調べてみました。


現在判明している爆破予告を受けた大学を以下の通りですね。

岡山大学を含め、具体的な大学名が判明しているのは10校ですね。そして、それぞれの大学のテスト期間は以下の通りです。

福山市立大学、福山大学のテスト期間に関しては、大学ホームページには記載がなく時期は不明でしたが、その他の大学は1月末~2月中旬にかけて期末試験が行われていました。

つまり、現在大学の授業はテスト範囲内となっており、爆破によって休講になれば期末テストに影響を及ぼす事は間違いないです。「爆破犯人は学生で、テストを延期させる為の犯行」という指摘と矛盾はないですね。

岡山大学爆破予告犯人の年齢「10代もしくは20代」

岡山大学を含め、全国19か所の大学に爆破予告を行った犯人。この犯人の年齢は非常に若い事もネットで指摘されていました。

爆破予告犯人の年齢が若いと言われている理由は爆弾の数として使われた334という数字にあります。334はネットスラングと呼ばれる、インターネット上で使用される俗語ですね。

2005年のプロ野球日本シリーズで阪神タイガーズが千葉ロッテマリーンズに大敗した事が起源であり、この時、4試合の合計スコアが「33対4」という絶望的な物でした。

その結果、334は阪神タイガーズをおちょくる言葉として使用されるようになり、これが転じて、インターネット上で334は「大敗」「失敗」「絶望的な状況」という意味で使用されてるようになりました。

そして、この334ですが、近年続発している爆破や誘拐予告で犯人が好んで使用する数字なんです。


例えば、2022年6月に発生した幼稚園児誘拐予告ですが、「園児334人を誘拐する」と犯人からメールが送られてきています。さらに、同年9月に西九州新幹線の爆破予告があった時、犯人が指定した時間が3時34分でした。

西九州新幹線爆破予告犯人は捕まっていませんが、幼稚園児誘拐予告を行った犯人は捕まっており、横浜市に住む22歳の男性である事が報じられています。この事から、「334は10代~20代が犯行予告に使用する」と言われるようになりましました。

334という数字が使用され、過去の事件で若い犯人が捕まっている。この事実から、今回の岡山大学爆破予告犯人も10代~20代の若い人物と言われている訳ですね。そして、この年齢層なら大学生である可能性は十分にあり得ます。

爆破予告で19歳犯人逮捕「犯行動機はイタズラ」

334という数字が使用された事件ではありませんが、爆破予告によって若い犯人が逮捕された事もあります。

事件が起こったのは2022年5月、「乗り鉄モネ」というTwitterアカウントの持ち主が大阪駅爆破予告を行っています。

この爆破予告によって警察は乗り鉄モネを逮捕。Twitterアカウントの持ち主は19歳という若い犯人でした。

イタズラで行ったと言われているこの事件。約半年前に起こっており記憶も新しい事から、「爆破予告=犯人が若い」と捉えられても不思議はありません。