ラニーニャ現象のメカニズムをわかりやすく解説!2020冬は大雪?

気象庁がラニーニャ現象が発生したとみられるという発表を行いました!

まだ「みられる」という段階なので確定ではないのでしょうけど、今回発生すると2017年秋発生以来の3年振りとなります。

今年の秋にも発生する可能性が示唆されているラニーニャ現象ですが、一体どのような物なのでしょうか?

メカニズムについてわかりやすく解説したいと思います。ちなみにラニーニャ現象が発生すると冬は寒く大雪になるという統計があるようですよ!

それではラニーニャ現象について見ていきたいと思います。

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ラニーニャ現象のメカニズムをわかりやすく解説

ラニーニャ現象とは赤道付近から南米沿岸にかけて海水温が低くなる事によって発生する現象です。ちなみによく聞くエルニーニョ現象はこの逆で海水温が高くなる事ですね。

ラニーニャ現象・エルニーニョ現象が起きると日本を含め世界中で様々な異常天候を発生する原因となり、日本では夏は暑く、冬は寒くなってしまうんです。

今年の夏は40℃を超える場所が続出するほど暑かったですよね。

私は札幌に住んで居るんですが、9月に入っても30度を超える真夏日が続き今年は本当に暑かったです。

さて、このラニーニョ減少ですが、貿易風という風が大きく関わっています。

中学生の地理で習った事がある貿易風ですが、赤道付近を東から西に吹いている風の事を指しましたよね。

この貿易風は海水を運んでしまうんですが、ラニーニャ現象が発生した状態では風速があがってしまいます。

お風呂などに例えると分かりやすいのですが、水は上部分が暖かく下は冷たいものですよね。この性質は海水も同じであり、貿易風が強く吹く事で暖かい海水がいつも以上に西に流れてしまう訳なんです。

そして、暖かい海水が無くなってしまった事によって深く冷たい海水の影響が強くなり、結果として赤道付近の海水の温度は低下します。

さて、この時暖かい海水が多く運ばれた西では何が起きているかと言いますと、いつも以上に盛んに積乱雲が発生するんです。

暖かい海水は海面からの蒸発が盛んであり、そのまま大量の水蒸気が空気中に供給されます。その結果、大型の雲が発生し積乱雲へと変化する訳ですね。

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2020年冬は寒くて大雪に?

貿易風の影響によって赤道付近の海水の気温が下がるラニーニャ現象ですが、なぜこの現象が発生すると日本の夏は暖かく冬は寒くなるのでしょうか?

これは発生した積乱雲が原因となります。

日本は赤道付近から西に辺りラニーニャ現象が発生すると積乱雲が発生する地域ですよね。

この積乱雲が偏西風に影響を与えるんです。

偏西風は日本ではジェット気流と呼ばれ、このジェット気流ですが、大きく分けると寒帯ジェット気流と亜熱帯ジェット気流が存在します。

積乱雲が発生した事によりこのジェット気流が蛇行。亜熱帯ジェット気流は日本の南海上を通るルートとなり、寒帯ジェット気流は日本の西側から訪れます。

しかし、南に亜熱帯ジェット気流が存在し防波堤の役目を果たすため、寒帯ジェット気流は大きくルートを変更。そのまま日本大陸に直撃する訳ですね。

寒帯という事からとても冷たい風であり、結果として冬は寒く大雪となる場合が多いのです。

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ラニーニャ現象についてまとめると

気象庁より発表されたラニーニャ現象についてみてきました。

今回の記事のまとめ
ラニーニャ現象が発生する可能性がある
発生すると冬は寒く大雪の場合も

「発生したとみられる」という発表の為、まだ完全にラニーニャ現象が起こっている訳でありませんが今年の冬は寒く大雪の可能性が高くなりましたね。

夏が熱かっただけに寒暖差がかなり辛そうです。皆さん体調不良にならないように注意しましょう!

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